2001年 オープン戦レポート

★ 8月13日(月) 佛教大園部グランド ★
京都大 010 100 200=4
佛教大 000 000 000=0

【長尾仁嗣の試合レポート】

 この日は近国体のメンバーと佛教大のメンバーとに分かれ、少数精鋭で試合に臨んだ。

 先攻は佛教大。 京大先発の相原(3・岸和田)は先頭打者にいきなり死球を与えるが、後は落ち着いた投球で無失点で切り抜けた。

 ベストメンバーで挑んだ京大も初回、1番・舛永(4・柳井)が左前安打で出塁。 続く篠原(3・星光学院)がきっちり送り、佛教大先発の芳井(1・高田商)を攻めたてるが後が続かず無得点。

 先にチャンスを迎えたのは佛教大。 2回表、一死から6番・小森(1・PL学園)がヒットで出て、続く7番・武田(2・近江)、8番・杉山(3・高槻北)の時に連続エラー、一死満塁となり、9番・松本(1・京都成章)がレフト前へタイムリーヒット。 1点を先制。 なおも一死満塁の状況が続いたが、ここは相原が踏ん張って最小失点に抑えた。

 4回にも追加点を加えた佛教大だが、対する京大は左腕・芳井のキレのあるストレート、変化球の前になかなかチャンスの糸口をつかめない。

 2−0で迎えた7回表、この回から京大のマウンドには長田(3・福岡)があがる。 しかし長田は本来のキレが出ず、佛教大打線につかまり2失点。 更にリードを広げてしまった。

 結局京大は佛教大2番手のサイドスロー・藤井(1・平安)、3番手・速球派の金正(1・京都学園)にも抑え込まれ、3安打完封負けを喫した。 最近の練習量の不足が災いした試合に思われた。


打撃成績
京都大学
(三)舛永柳井
(左)篠原星光学院
長尾小野
(二)山崎洛星
(右)藤田膳所
(遊)川上岡崎
(中)峯野北野
(捕)日高高津
(投)相原岸和田
伊地知洛星
長田福岡
(一)田村甲陽学院
合計27
佛教大学
(左)大嶋浪速
(二)米丸東洋大姫路
刈谷山城
(右)安田北嵯峨
(指)福田京都西
(中)倉田京都西
(一)小森PL学園
(三)武田近江
(捕)杉山高槻北
竹谷塔南
井上箕面学園
(遊)松本京都成章
合計31
投手成績



打者安打自責
相原岸和田27
長田福岡12
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芳井高田商業19
藤井平安
金正京都学園

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