京都大学硬式野球部・4回生特集 |
氏名 | 岡田 勇亮 |
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進路 | 京都大学大学生 |
4年間の 思い出 |
4年間で5勝(6勝?)。これが僕が在籍した4年間で経験した勝利数です。そのうち、僕が試合に出ていたのはわずかに1試合のみ。考えてみれば情けない数字です。個人成績を見ても通算打率はおそらく一割そこそこです。大学に入る前は大学でもそこそこやれる自信がありました。それは若さからくる根拠のない自信だったかもしれないし、高校野球を途中で辞めた人間の身の程知らずの過信だったのかもしれません。しかし、とにかく活躍できる自身だけはあったのを覚えています。 しかし、現実は厳しかった。京大の中でもなかなか試合に出ることはかなわなかったし、晴れて正捕手として試合に出るようになると今度は自分がいかに井の中の蛙であったかを思い知らされました。大量点を取られての敗戦、完全試合、ノーヒットノーラン、1試合5盗塁。味わった屈辱は数知れません。そのたびに「なんで野球なんかやってるんやろ」と思ったことも正直あります。しかし、「勝利」はこれらすべてをふきとばしてくれました。たかが一勝、されど一勝。昨年9月、対同志社での一勝、しかも1-0というスコアは、自分の野球人生、捕手人生の集大成です。 野球を離れてもう半年が経とうとしていますが、あの一対一の真剣勝負の日々が懐かしく、何もない平凡な学生生活(ちなみに5年目です)に多少物足りなさを感じています。 ようやく就職先も決まりまして、これからは社会の中で勝負していくことになります。野球部でつちかったものを生かして頑張りたいと思います。 |
思い出に 残った試合 |
・2回生のときの新人戦(対同志社) ・4回生の関学戦 ・3回生秋の近大戦 ・4回生秋の同志社戦 |
後輩たちへ | とにかく全員でチームを作り上げてください。上級生、下級生にかかわらず全員が「勝利」を目指してそのために何をすればいいかを考え続けてください。 口で「勝ちたい」と言うのは簡単です。大事なのはそのために何をするかです。それぞれがチームで果たす役割は違うと思います。けど、それぞれがその役割をきっちり果たせばおのずとチームは強くなります。京大が勝つためにはただ単に走って、投げて、打って、だけではムリです。プラスαが必ず必要です。頑張ってください。 |
京大ファンの 皆さんへ |
4年間応援ありがとうございました。特に昨年、一勝を挙げることができたのは皆さんの応援、そしてサポートがあったからだと思っています。京大野球部は素質だけ見れば他の5校の足元にも及ばないと思います。それを補うためには、目に見えない無力の力、が必ず必要となります。僕個人としては、これらは、現役の人間の力だけではなかなか見につくものではないと思います。それが京大を応援してくださる方皆さんの声援、サポートがあればこそと思っています。ですので、今後とも厳しい声とおもにあたたかい声援を頂ければと思います。よろしくお願いします。 |
通算成績 | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 打点 | 三振 | 四死球 | 犠打飛 | 盗塁 | 失策 | 打率 |
2003年 春 | 4 | 14 | 0 | 2 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0.143 |
2003年 秋 | 4 | 6 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0.333 |
2004年 春 | 10 | 31 | 1 | 3 | 1 | 13 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0.097 |
2004年 秋 | 11 | 36 | 3 | 7 | 5 | 11 | 4 | 1 | 0 | 4 | 0.194 |
2005年 春 | 10 | 33 | 0 | 9 | 1 | 10 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0.121 |
2005年 秋 | 11 | 32 | 0 | 4 | 0 | 4 | 4 | 2 | 0 | 3 | 0.125 |
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